花の慶次の最終回やあらすじなど

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週刊少年ジャンプで連載されていた花の慶次の最終回やあらすじを紹介します。

前田慶次とは

前田慶次は花の慶次の主人公として知られていますが、もともと実在する人物でもあります。滝川一族の出身であり、戦国武将前田利家の義理の甥となっています。実父は織田信長の重臣の一人である滝川一益の一族と言われていますが、実際の実父が誰なのかということはさまざまな説があります。

前田利家の兄である前田利久の養子として前田家の家督を継ぐかと思われたものの、織田信長により家督は前田利家が継いだことで荒子城から退去したといわれています。その後は前田家の家臣として本能寺の変や小牧・長久手のったかいなどに参加し、末森城を救援後に阿尾城の城代に任じられています。義父利久が亡くなり、不仲だった利家と仲違いしたこともあり加賀藩を脱藩し京都で浪人生活を送りながらも様々な人と交流をしています。のちにこの京都の地で上杉家の家臣である直江兼続と出会っています。

関ヶ原の戦いのころには上杉家に仕官しており、米沢に移された上杉家と共に米沢に移り住み、そこで自適の生活を送っていたとされています。加賀藩の資料では1605年11月9日に73歳で亡くなったとされていますが、米沢の郷土資料では1612年6月4日に亡くなったとされています。

花の慶次のあらすじ

週刊少年ジャンプで1990年から1993年まで連載されていた花の慶次は、主人公の前田慶次が当代一の傾奇者として生きた生き様が描かれてます。戦国時代、悪魔の馬と呼ばれた巨大な馬を手懐け松風と名付け愛馬とした慶次は、慶次を狙う耳削ぎ願鬼坊にさらわれたおふうと出会います。数々の慶次の奇行を疎ましく思う叔父の利家の思惑をよそに、盟友奥村助右衛門を助けるために末森城に向かい佐々成正を撃破するなど、その男気を見せていきます。

このような慶次の命を狙っていた加賀忍軍が送り出した刺客蛍と出会います。慶次にほれ込んだ蛍は慶次を殺すこともできず師である蝙蝠への忠義のために自害を果たしますが、これに怒った慶次は蝙蝠対決し、改心させます。義父前田利久が亡くなり、慶次は加賀藩を脱藩しおふうと共に敦賀に、そして京へと流れてゆきます。京で千利休の茶席に招かれ、徳川家康と出会います。

のちに豊臣秀吉から「傾奇御免の御意」を得て、慶次は莫逆の友となる直江兼続と出会います。のちに慶次は兼続を助けるために佐渡にわたり、さらに小田原、琉球などに出向き、最後は米沢へと邂逅し、その生涯を閉じます。

花の慶次の最終回

花の慶次の最終回とはどのようなものだったのでしょうか。莫逆の友である直江兼続のために、前田慶次は関ヶ原の戦いで敗れた西軍方の上杉家に出向きます。2万の兵力の徳川方の最上義光の兵に追われていた直江軍の総数は三千、劣勢を強いられていた兼続は自害を決意したもの慶次によって阻止されることになります。直江家に仕えることになった慶次は、窮地の上杉家を救うための使者として、徳川家康のもとに出向くことになります。

旧知の仲でもある徳川家康に対し、慶次は傾奇者としてではなく武士として和平の使者として来たことを説明し、さらに自分の隠居と引き換えにして上杉家と直江兼続の稲地を守るために自慢であった長髪をそり落とし坊主となります。
無事上杉家は存続を許され、のちに米沢に配置換えとなり、慶次は上杉家を離脱し京へと帰還します。京で暮らす慶次のもとには諸大名が誘いが来るものの、前田慶次は死んだと断り続けます。しかし、雨の中訪れた上杉家家臣直江兼続の誘いを受け、慶次は利沙と共に兼続に従い米沢の地へと移り生涯を閉じるというものになります。

四井主馬が実在したって本当?

花の慶次の前半で、美しい女忍び「蛍」を慶次のもとに送り出した加賀忍軍の頭領として四井主馬という人物が登場しますが、実はこの四井主馬は実在する人物であるということはご存知でしょうか。四井主馬はもともと甲斐の武将として名高い武田氏に仕えていた忍者ですが、加賀の前田利家に仕える加賀忍軍を率い、前田利家のために働いたという記録が、前田家の寛永4年侍帳に名を連ねていることから分かっています。四井主馬が率いる加賀忍軍に属している忍びたちは、主に伊賀出身者が多かったといいます。

この加賀忍軍の忍びは織田信長が伊賀に進攻した天正伊賀の乱によって残った一部が前田家に仕官したものと言われています。四井主馬がどのような理由で武田家滅亡後に加賀の前田家に仕官することになったのかといった経緯が分かる文献は残っていないものの、寛永4年侍帳に名前が見えることから実在していたことは確かと言えます。加賀忍軍は大阪の陣終結後に解散したとされていますが、徳川方に対して警戒を解くための偽情報という説もあり、四井主馬がいつ亡くなったかなどについてはまったくわかっていません。

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